漫画

「うめざわしゅん作品集成」 感想

社会に適応できない者、つまはじきにされる者、通常幸福といわれているものを享受する才能の無い者。 かれらのことを表現するにおいて、この漫画のあとがきにおいて著書は、作家の福田恆存(つねあり)の文章を引き合いに出している。 一俵の米を脱穀すると…

漫画 『服を着るならこんなふうに』 はファッション弱者の味方です

服を買いに行くための服が無い! ショップで店員さんに話しかけられるとキョドッてしまって、そそくさと店を立ち去ってしまう.. そんな、自意識過剰な現代人には決して少なくはないであろう ファッション弱者 に優しく歩み寄ってくれる漫画がこちら 『服を…

『THE WORLD IS MINE』 3巻

折り返しの3巻目 完全にヒグマドンのターン! いよいよ街中に降臨し、ひたすらに暴れまくる ヒグマドン そんな中、慈愛心に溢れる女性マリアちゃんと接触することで変化し ていくモンちゃんと、嫉妬に駆られて更に残虐行為を犯すトシ 政府もいよいよ自衛隊…

『THE WORLD IS MINE』 2巻

2巻目に突入 表紙の女は、1巻で登場し、2巻目ではトシモンに加わろうとする女性、マリアちゃん。 帯のコメントの一人は小説家 阿部和重 これは、壮絶なまでに徹底した描写の追求によって「世界」の連続性を 描き出す、きわめて倫理的な作品である。 ――テ…

本物だなぁと思った漫画 『THE WORLD IS MINE』 新井英樹

漫画にもいろんなジャンルがあるが、 社会とか人間の本質を描いた、魂に響く漫画 というものがある。 俺の中ではこれ、 『THE WORLD IS MINE』 新井英樹 エンターブレイン 2006 辞典ほどの分厚さで、全5巻という大ボリューム 何年も前に一度…